新卒で入社して
私は情報系の学部でプログラミング、
コンピュータ科学について学び
IT企業に新卒で就職しました。
学生時代は授業には出席はしていましたが
真面目に勉強はしていませんでした
普通の学生でありスキルは何もない状態です。
就職活動中は様々な会社を調べたし、
説明会にも度々足を運んだ
担当者の話を聞いたり、筆記試験を受けたり、
もちろん面接は何回も受けた
当時は関西に居たので大阪での面接が多かった
就活生の人に、イチ経験者として情報共有したい
ハッキリ言って会社説明は嘘も多い
嘘と言い切るのは語弊があるかもしれないが
脚色は絶対にあるし、感じ取り方は人それぞれ
会社のパンフレットは幻想
態度が悪い面接官はロクな人間ではない
面接官はデキる人間に見えたりもするが
よくよく観察すると大したことはない凡人
自分と同じ凡人
面接官の態度が悪いと感じたら、警戒しよう
雇ってくれる会社には感謝するべきだとは思うけれども
契約内容に見合った働きをして業務をこなせるようになれば
それは対等な関係でありお互い尊重し合わなければおかしい
会社に入社したら説明会で聞いていた内容の
仕事ができるとは限らない
そもそも会社とは利益を追求する組織であり、
従業員の願望を叶える場所ではない
新卒入社後の実体験
私は中小IT企業に新卒入社しましたが
最初にやった仕事は
OJTという名のテレアポです。
※OJT=On-the-Job Training(実践で業務を学ぶ事)
簡単に言うとイキナリ本物の業務をやらせること
そんなもんです、世の中は
特に中小企業
大企業のような研修を期待してはダメです。
中には貴方の願望を叶えてくれる企業も
あるかもしれませんが
一社目でそのような優良企業に入社した人は
自分の幸運と環境の有難みが理解できずに
不満を抱えて日々を過ごす人もいます。
ありえない速度で辞める同期
新卒で入った会社が自分の
イメージと違うということは、
よくあります。
私が新卒入社で入った中小IT企業は
新卒採用で同期が数十名おりました。
入社式を終え、研修という名のOJTが始まり
同期の連中と話すと
「自分が考えていた会社と違った」
「やりたい仕事じゃない」
「こんなはずではなかった」
と入社してすぐに愚痴をこぼしている人が
たくさんいました。
その後、1ヶ月もしないうちに会社を辞める人も・・・
新卒採用枠というブーストモード
私自身、頑なに「石の上にも三年」
とは言いませんが
あまりに拙速な行動は慎んだ方が
賢明だと思います
特に新卒の場合は
会社というシステム、サラリーマンという
働き方の雰囲気を掴まずに
新卒というカードを捨てるのは
損する確率が高いです
もし、新卒で入社した会社で違和感を感じたら
よっぽどの事が無い限り、
すぐには辞めないでください
新卒というのは初心者という、
ある種の特権が使えます
常識的な範囲内のミス、失敗であれば
許してもらえるのです
初心者期間中は頓珍漢な質問を先輩にしても大丈夫
様々な検証ができるのです
あと当然仕事内容も教えてくれる人が多いです
若いということだけでも武器になります。
初心者期間を有効活用せよ
この初心者期間は企業によって
変動しますが
次の新卒が入ってくるまでの、
1年間は有効でしょうね
新卒の初心者期間に先輩の懐に
飛び込むも飛び込まないも
もちろん自由です
「若さ」と「新卒カード」というのは
一発しか弾がありません
年齢を重ねたり、中途採用となると
実力があろうと無かろうと
客観的評価で初心者ではなくなります
ですので、入社してみたら
会社説明で聞いた話は嘘だったと
思ったとしても、すぐには
会社のことは分からないので
しばらく観察が必要ですし、
新卒の初心者特権を使って
いろいろ学んでから転職を考えてください。
その会社でやりたい事が
後から見つかったり
時間が経つと自分と
相性が合うかもしれません
何事にも観察期間は必要なのです。